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生物考察問題というもの



今回は考察問題について考えてみます。

これは、生物に限らず、使えることだと思うので読んでみてください。

ここからは、たーーーの日常をつづった、医学生日記(考える力)に書いた記事を紹介します。

さて、突然ですが問題です。

といっても、そんなに身構えずに考えてみてください。

問題;ある生物XにAを与えたところ生物Xは急速に成長をした。Aはどんな物質でしょうか?


まず多くの皆さんが思いつく答えは、Aは生物Xに直接作用し、細胞分裂を促進する物質である
といったところでしょうか。



しかし、ほかにもいろいろな可能性が考えられます。


Aは細胞分裂を起こす物質Bの反応の酵素(生体触媒)であり、細胞分裂が促進したという見解もあります。


また、Aは、細胞分裂を抑制する物質Cを阻害する物質であり、結果、細胞分裂が促進したという見解もあります。

また、Aは生体内で受容体に結合し、細胞分裂を促進する物質を放出させたのかもしれません。



いくらでも、Aについての可能性を考えることができます。



得られた結果に対して、いろいろな見方をするというのは、大切な姿勢であるかと思います。

本来、人が学ぶということは、この何で、どうして、という基本的なものが前提にあります。

そして、研究はまさにこの何でどうしてを探求していくものです。


生物の試験の考察問題はこのプロセスの逆をたどります。
問題文の様々な結果が、答えを絞っていく条件となり、最終的にAの作用が特定されるわけです。



ただ、研究で使う様々な可能性を考えるプロセスは、生物の考察問題で大いに役立ちます。

条件を読んでいく中でその、可能性が一つずつ消えていき、
問題文の条件で否定できないものが、答え(結論)となるわけです。


そして、様々な可能性を考えることは将来の医学の勉強、そして医師になってからも役立ちます。
(これは、医者に限らず、すべての仕事について言えることだと思いますが)

例えば、胃潰瘍という病気がありますが、これに対する治療はいろいろなアプローチがあるのです。

胃酸は酸性なので、塩基性の薬で中和する方法や、胃粘膜を作る薬や、プロトン(水素イオン)ポンプを抑制するなど様々なアプローチがあります。

また、上の例は内科的な方法ですが、外科でも、ひとつの状態に対して様々な治療法があります。




受験勉強は時間との兼ね合いで、何で、どうしてと必要最低限以上に深くまで考えると先に進まずに
失敗してしまいます。なかなか、受験勉強では、ある程度の理解をしたら、そういうものなのだと割り切って覚えたほうが受験においては成功します。

なので、受験勉強の合間や、自分の好きな時間ができたときに、何で、どうして、と様々な可能性を探求してみるのもよいのかと思います。
  1. 2012/09/08(土) 10:37:13|
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